どこまでオリジナルが作れるか

2021-05-08

移転オープンにあたり、店内音楽や制服などお店に合わせて作ったものをご紹介します。

「音楽」
“Vegetable Record”という音楽レーベルの、林くんと三上くんの二人に店内音楽とブライダルリングの各デザインごとにオリジナルソングを作ってもらいました。
福井のataWという友人のセレクトショップでPOP UPをしていた際に出会い(林くんが福井出身)、いつか店内音楽作ってくださいと話していたので、今回お店を移転するにあたりすぐにお願いすることに。

早速打ち合わせをすると、二人は新しいお店が二つの部屋に区切られている作りに注目。この特徴的な構造を生かして、それぞれの部屋で二つの異なる音を緩やかに混ぜて聞くという面白い試みをしてくれました。
janukaの商品やコンセプトを解釈して「構造的で力強いイメージの重厚な音」と「女性的で繊細なイメージのマリンバが響く音」をそれぞれ作曲。 どの位置に立つかによって聞こえてくる音が違う面白さを体感できる音楽に仕上がっています。

店内音楽だけではなく、ブライダルリングの各デザインごとにもオリジナルの音楽をお願いしました。
以前からjanukaのブライダルカタログのハードカバーにCDジャケットケースを使っていて、これに本当に音楽がついていたら面白いな、なんて言う話もあり、Vegetable Recordとの出会いで実現できることになりました。
指輪を買ってくれた方にそれぞれの音をプレゼントしますので、指輪の交換のときに流してもらってもいいですし、毎年の結婚記念日に流すでもいいです。あるいは、思い出したときにおうちで流していただいても。パソコンにダウンロードしてiTunesに入れられます。ご自由に楽しんもらえたらと思います。

まだ緊急事態宣言の見通しが立たない状況ですが、もし解除されていたら6月頃、お店のギャラリースペースでVegetable Recordの音の個展&ブライダルのイベントをしようかと思っています。
どんな音か気になる方はぜひチェックしてみてください。



「香り」
フィトアドバイザー“HORTENCE”の伊部知代さんに、店内の香りとオープン記念のノベルティ「フィトアロマスプレー」を作っていただきました。
伊部さんとの出会いは、銀座三越でのNew Jewelryのイベントでした。その際にご自身でアロマをブレンドしている話を聞き、いつか作ってほしいなと思っていたので伊部さんにもすぐにお願いすることにしました。
アロマなので癒しやリラックス感はもちろんありますが、それだけではなく心地よい緊張感のある香りを目指し、フローラル系の甘い香りはあえて使わず調香してもらいました。
夏から何度かの打ち合わせを経て、janukaの定番の香りが完成。香りは各々好みがあると思いますが、いい香り!と褒めていただくことが多いです。 今後、シーズンで少しブレンドを変えるのもいいなと思っています。

アロマスプレーを入れた箱は、友人カップル"AJOY"のお二人にお願いしました。タモ、ケヤキ、カツラ、米ヒバ、ホオなど複数の無垢木材を全ての面で変えて組上げたボックスで、蓋もぴったり重なる高い精度の仕上げに。福井の職人さんによる手作業の一品です。
また、アロマ瓶を取り出すと、中にリングを入れられるリングボックスとしての機能も持たせました。いい香りとともにインテリアの一部になればうれしいです。



「制服」
制服は、“Jens“の武藤さんに羽織りをお願いしました。
コンテンポラリーなドレスをコンセプトに、時間や場所、着用者によって変容する上質なワードローブを提案しているJens。同業の友人の紹介で展示会に行ってから個人的にも好きで着ています。janukaのジュエリー との相性が良く、妻も愛用者です。jens主催の展示会に出させてもらったことも。おしゃれな友人は大体武藤さんを知っているというくらいの顔の広さと人望の人です。

そんな頼れるJensに、軽やかに羽織るだけで統一感が出て、いろいろな着方ができ、座ったときに美しく、ポケットをつけてほしいとオーダーしました。
前を紐で縛ればワンピースのようにもなるし、開けて着ても大丈夫。
店内の左官の色に合わせたグレージュカラーで、ほぼオールシーズン着れる生地感。 流行に左右されない普遍的な要素と、ジュエリーにマッチしたほどよい優美さのある素敵で着心地のいい一着に仕上げてくれました。
お店だけでなく、POP UPイベントのときにも着用しています。

全部が揃ってお店に合わせてみたときに、予想以上に世界観が統一されたとてもまとまりのある空間に感じられ、改めて作ってよかったと思いました。
各々へのオーダーの際に、どんなものにしてもらいたいか、そもそもjanukaってどんな存在なのかなど言葉にする必要があり、普段なかなかすることのない作業を通してjanukaを客観的に見ることが出来てとても有意義でした。
お店に来ていただいた際にはこちらの三つの要素も合わせてご注目ください。

次回はオーダー方法など、ブランドの中身について紹介していきます。